ラズポーカーの遊び方

ラズ(razz)ポーカーはスタッドゲームのバリエーションの一つ。配られた7枚のカードのうち5枚を使って、できるだけ低いハンドを作ったプレイヤーが勝ちとなるゲームです。

この記事では、ラズポーカーのルール、遊び方、スタートハンドのランキング、戦略などを、初心者でもわかるようにできるだけ簡単に解説していきます。

ラズポーカーとは

ラズポーカーとはスタッドゲームのバリエーションの一つです。7カードスタッドと同様に、ホールデムやオマハのようなフロップやコミュニティカードはありません。7カードスタッドとは異なる点は、7枚のカードから可能な限り「低い」5枚のポーカーハンドを作ること。賞金はすべて、一番低いハンドを持っているプレイヤーに支払われます。

ラズポーカーのルール

ラズポーカーは通常2人から8人でプレイされます。52枚のトランプを使用、配られた7枚のカードのうち5枚を使って、できるだけ低いハンドを作ったプレイヤーが勝ちです。

  • テーブルで最も悪いハンドを持っていれば勝ち
  • ストレートやフラッシュはプレイ可能なハンドとしてカウントされない
  • 2人のプレイヤーが同じ勝ちハンドを持っていた場合、配当は2人で分ける
  • 勝ちハンドの評価には、スートは考慮されない
  • エースの価値は低い

ラズポーカーのスタートハンドランキングTOP10

スタートハンドとしての組み合わせの強いものから順に一覧にしてあります。

順位 組み合わせ
1 A-2-3
2 A-2-4
3 A-3-4
4 2-3-4
5 A-2-5
6 A-3-5
7 A-4-5
8 2-3-5
9 2-4-5
10 A-2-6

ラズポーカーの遊び方

ラズのゲームプレイは、セブンカードスタッドとよく似ています。まず、各プレイヤーには最初の2枚のカードが伏せて配られ、3枚目のカードが表向きに配られます。スタッドと同様に、この最初のディールとそれに続くベッティングラウンドを「3rdストリート」と呼び、その後のディールやベッティングラウンドも同様に呼びます(「4thストリート」、「7thストリート」まで)。伏せられた2枚のカードは「ホールカード」と呼ばれ、表向きの3枚目のカードは「ドアカード」と呼ばれます。

ラズでは、7カードスタッドと同様に、プレイヤーは最初の3枚のカードを見て、ハンドを続けるかどうかを決めます。

7ストリートまでにフォールドしなかったプレイヤーには、最初の2枚が伏せられ、1枚が上になり、さらに3枚が上になり、最後の1枚が伏せられる、合計7枚のカードが配られます。この7枚のカードから、プレイヤーは5枚のカードの組み合わせでベストなものを作らなければなりません。ただし、ハイハンドを作るのではなく、可能な限りローハンドを作ります。

ラズではフラッシュとストレートはカウントされません。つまり、ラズの最高の手札は5-4-3-2-Aで、スーツは関係ありません。2番目に良い手札は6-4-3-2-A、3番目に良い手札は6-5-3-2-Aとなります。

なお、ラズでは「8-or-better」という概念はなく、ショーダウンでは最も低い5枚のカードを持っていた人が勝ちとなります。

ラズポーカーの戦略

ラズポーカーをプレイする際に有効な戦略をいくつかピックアップしてみました。

●     スタートハンドをよく選ぶ

例えば、A-2-3が配られた場合、ラズでは良いスタートを切ることができます。7ロー以上のスターティングハンドは一般的に強いと考えられます。8ローはそこそこです。

●     ブラインドとアンティ

もし自分がA-2-3のカードをドアカードとして持っていて、相手がそれ以上のカードを持っていたら、相手のハンドを脅かすことができる可能性が高いです。

●     5thストリート以降は追わない

たとえ良いスタートハンドを持っていたとしても、5thストリートでハイカードを出し、相手がローカードを何枚か出していたら、フォールドするのが賢明です。

●     アップカードに注意

スタッドと同じように、テーブルに表示されているカードと、途中でフォールドされたカードに注意を払うことが非常に重要です。ローを完成させるのに必要なカードがすでに何度か出ている場合、ヒットする可能性は低くなります。

まとめ

ラズポーカーはあまり知られていませんが、実はラスベガスで開催されるワールドシリーズオブポーカー(WSOP)で、毎年夏になるとラズポーカーのイベントが開催されるほどの人気のゲームです。

WSOPのラズイベントのプレイヤーリストを見ると、ダニエル・ネグレアヌ、フィル・アイヴィー、テッド・フォレストのような古参のプロから、カルビン・アンダーソン、ジェームズ・オブストのよう新時代のプロまで、錚々たるメンバーがずらりと並んでいます。

直感と真逆をいくポーカーであるこのラズポーカーは、「ローボールポーカー」とも呼ばれます。気になった方は是非チャレンジしてみてください!